実利と男のロマン
- 2014/03/10
- 12:36
まだ間取りをあーでもないこーでもないと言っていた頃の話です。
建蔽率や予算など、まだまだ現実がわかっていなくて、私も主人も自分の希望を好き放題言い合っていました。
私が「小さくてもいいから家事室がほしい」とか「花粉やPM2.5が怖いから室内干しスペースを作ろうよ」なんて言うとき、主人は決まって「駐車スペースは2台分ほしい」と言っていました。
だんだん現実が見え諦めなければならない事柄がわかってきても、主人が出してくる間取り案は常に駐車スペースが2台分とられていました。
我が家には車は1台しかありません。1台で十分だから。最寄駅まで少し歩きますが電車に乗れば20分で大阪の中心に出られる位置です。
主人は電車通勤なので平日は車に乗りませんし、私も日々の買い物には自転車で行きます。車が1人1台要るような状況ではないのです。
それに、車で我が家を訪れる来客もほとんどありません。友人は電車で来ます。唯一車で来ていた私の父も高齢で昨年免許を返納しました。
車で来た人といえば、ガス釜を買い替えた時のガス屋さんと舅の葬儀後に中陰壇を飾り付けに来た葬儀屋さんぐらいです。四十九日法要に来ていただいたお坊様は原付で来られました。
それなのに、かなり間取り案が煮詰まってきても主人は「駐車スペースは2台分」を言い張っていました。そのせいで玄関ポーチ部分が狭くなってすらいます。
いい加減私も頭にきて「この期に及んで何でまだそんなこと言うの?私たちの生活スタイルに駐車スペースは2台分もいらないでしょう?」と問い詰めるように言うと、主人が寂しそうにぽつりと「駐車場が2台分ある家に住むのが昔からの夢だった。駐車場が2台分ある家を建てることが男のステータスなんだ」と答えたのです !
ええーっ!ヽ(゚Д゚;)ノ!!そんなこだわりがあったなんて結婚して14年間全然知りませんでしたよ。主人がそんなこと考えていたなんて。。
そしてそんな理由で駐車2台分間取りに固執していたなら…、もう説得してどうこうなるものではありませんよね。実利でなくロマンを基準にしているのですから。
正直玄関ポーチが狭くなるのは嫌です。狭くなるせいで玄関ドアは開き戸は無理になり引戸から選ばなくてはなりません。
でも、主人が長年頑張って働いてくれたおかげで実現した建替え。他の所では私の希望をたくさん通してもらっているし…、ここは主人に長年の悲願をかなえてもらうことにしました (*´∀`*)

赤い部分が2台目駐車部分です。少し道にはみ出しますが、そこは一応私道供出したウチの土地です。主人は来客用にと考えています(車でみえるお客様がいるかどうかは…)。
家づくりは、結婚後しばらくたってからの夫婦関係やお互いの性格などを再確認できる(嫌でも?)特別な機会でもありますね。
ウチのように、衝突から意外な相手の一面を知ったりなどショッキングなことも起こるかもしれませんが、それらを夫婦で包み込んでより強い絆にしていきたいですね。
その先にはまっさらなおうちが待っているのですから。
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建蔽率や予算など、まだまだ現実がわかっていなくて、私も主人も自分の希望を好き放題言い合っていました。
私が「小さくてもいいから家事室がほしい」とか「花粉やPM2.5が怖いから室内干しスペースを作ろうよ」なんて言うとき、主人は決まって「駐車スペースは2台分ほしい」と言っていました。
だんだん現実が見え諦めなければならない事柄がわかってきても、主人が出してくる間取り案は常に駐車スペースが2台分とられていました。
我が家には車は1台しかありません。1台で十分だから。最寄駅まで少し歩きますが電車に乗れば20分で大阪の中心に出られる位置です。
主人は電車通勤なので平日は車に乗りませんし、私も日々の買い物には自転車で行きます。車が1人1台要るような状況ではないのです。
それに、車で我が家を訪れる来客もほとんどありません。友人は電車で来ます。唯一車で来ていた私の父も高齢で昨年免許を返納しました。
車で来た人といえば、ガス釜を買い替えた時のガス屋さんと舅の葬儀後に中陰壇を飾り付けに来た葬儀屋さんぐらいです。四十九日法要に来ていただいたお坊様は原付で来られました。
それなのに、かなり間取り案が煮詰まってきても主人は「駐車スペースは2台分」を言い張っていました。そのせいで玄関ポーチ部分が狭くなってすらいます。
いい加減私も頭にきて「この期に及んで何でまだそんなこと言うの?私たちの生活スタイルに駐車スペースは2台分もいらないでしょう?」と問い詰めるように言うと、主人が寂しそうにぽつりと「駐車場が2台分ある家に住むのが昔からの夢だった。駐車場が2台分ある家を建てることが男のステータスなんだ」と答えたのです !
ええーっ!ヽ(゚Д゚;)ノ!!そんなこだわりがあったなんて結婚して14年間全然知りませんでしたよ。主人がそんなこと考えていたなんて。。
そしてそんな理由で駐車2台分間取りに固執していたなら…、もう説得してどうこうなるものではありませんよね。実利でなくロマンを基準にしているのですから。
正直玄関ポーチが狭くなるのは嫌です。狭くなるせいで玄関ドアは開き戸は無理になり引戸から選ばなくてはなりません。
でも、主人が長年頑張って働いてくれたおかげで実現した建替え。他の所では私の希望をたくさん通してもらっているし…、ここは主人に長年の悲願をかなえてもらうことにしました (*´∀`*)

赤い部分が2台目駐車部分です。少し道にはみ出しますが、そこは一応私道供出したウチの土地です。主人は来客用にと考えています(車でみえるお客様がいるかどうかは…)。
家づくりは、結婚後しばらくたってからの夫婦関係やお互いの性格などを再確認できる(嫌でも?)特別な機会でもありますね。
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リビングドアと格子スクリーン
- 2014/02/01
- 18:24
新居は階段を上がって目の前がトイレ、右手にLDK、左手にお風呂・洗面室・WICという間取りです。こういう場合、階段の幅そのまま真っすぐトイレまでが廊下にあたり廊下とLDKの間はリビングドアで仕切るべきでしょうか?
リビングドアがあるといいのは空調の効率化が図れるところでしょう。
1階リビングでリビング階段を採用されている方から「階段が煙突の役割をはたしてしまって冬に温めた空気が昇っていってしまう」という話をよく聞きます。我が家は2階LDKなので逆ですね。リビングドアが無いと、夏に冷やされた空気が下りて行ってしまい冷房が効かないのではないかということが心配されます。
そういう知識があって臨んだ設計士さんとの打ち合わせ。設計士さんの提案図面にはリビングドアはありませんでした。それどころか階段横の2階の壁面が格子スクリーンになっていました。
格子スクリーン。。住友林業みたい(〃∇〃) てれっ。いやいや待って、それじゃあ冷房かけても冷気が格子の隙間から滝のように1階に流れていくじゃないの!
階段横の2階の壁面を格子スクリーンにするメリットは「階段に光を取り込める(階段には窓がないので)」「リビングが広く感じられる(格子の向こうまで視線が抜けるので)」「何よりカッコイイ」。
ええ、ええ、カッコイイですよ、格子スクリーン。カッコイイですけど夏は?冷房効きますか?
主人を見ると「それイイ!」という顔をしています(汗)。設計士さんといい主人といい、男性の方が美意識が高いのでしょうか?実用性は二の次ですか?
冷暖房対策として、階段を上りきったところの天井にロールスクリーンを埋め込んでいる方がいますね。必要な時だけロールスクリーンを下して仕切れるのでいいですよね。でもこの案の場合、そういうことをしようとすると格子スクリーンのところからずらーっと取り付けなければならず、また天井が傾斜しているので埋め込むことができません(埋め込む場所がありません)。どうするか。。
結局、リビングドア無し、格子スクリーン採用、冷房対策は…、『出来上がってから考える』ということになりました (゚□゚;)エー。
ダメだ。冷静さを欠いている。。カッコ良さに流されすぎている。。

リビングから見た完成予想図。格子の向こうが階段です。スケッチアップで描きました。詳しくはSU親父さんを参照ください。
本当に大丈夫なんでしょうか、我が家の家づくり。審判は夏にくだるでしょう。乞うご期待 (;´∀`)
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格子スクリーン。。住友林業みたい(〃∇〃) てれっ。いやいや待って、それじゃあ冷房かけても冷気が格子の隙間から滝のように1階に流れていくじゃないの!
階段横の2階の壁面を格子スクリーンにするメリットは「階段に光を取り込める(階段には窓がないので)」「リビングが広く感じられる(格子の向こうまで視線が抜けるので)」「何よりカッコイイ」。
ええ、ええ、カッコイイですよ、格子スクリーン。カッコイイですけど夏は?冷房効きますか?
主人を見ると「それイイ!」という顔をしています(汗)。設計士さんといい主人といい、男性の方が美意識が高いのでしょうか?実用性は二の次ですか?
冷暖房対策として、階段を上りきったところの天井にロールスクリーンを埋め込んでいる方がいますね。必要な時だけロールスクリーンを下して仕切れるのでいいですよね。でもこの案の場合、そういうことをしようとすると格子スクリーンのところからずらーっと取り付けなければならず、また天井が傾斜しているので埋め込むことができません(埋め込む場所がありません)。どうするか。。
結局、リビングドア無し、格子スクリーン採用、冷房対策は…、『出来上がってから考える』ということになりました (゚□゚;)エー。
ダメだ。冷静さを欠いている。。カッコ良さに流されすぎている。。

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勾配天井とハイサイドライト
- 2014/01/29
- 20:21
我が家の土地は北側が道路で残り三方を隣家に囲まれています。当然日当たりは悪く、それが建替えるにあたって2階LDKを採用した最大の理由でした。
2階にLDKをもってきたのだから普通の窓を付ければそれで日当たり問題は解決されるのでしょうが、営業担当さんは最初の打ち合わせでリビングが勾配天井+ハイサイドライトのプランを持ってこられました。
これはその前の要望ヒアリングのときに私が「リビングが勾配天井でハイサイドライトが付いているのって素敵ですよね~」とポロっと言ったからではあるのですが、現実のこととして図面で上がってくると『素敵~(≧∇≦)キャー♪即採用!』とはいきませんでした。。
真っ先に思いついた心配事は「2階なのに屋根裏が無くて夏大丈夫か」。現在の家は夏、階段の最後3段を上るあたりから別世界のように暑いんです。もしサーモグラフィで見たら確実に色が変わっていると思います(笑)。日中はとても2階にはいられません。そんな状況を知っているのに2階LDKにしようなんてそもそも間違ってますかね。。
しかし工務店Tは断熱にとてもこだわりを持った会社なのです。実際、勾配天井ではありませんでしたが夏に見学した完成物件では、冷房のついていない2階にいても「まあ涼しくはないかな」程度の体感でした(外はうだる様に暑かったです)。
そして営業さん曰く「熱い空気が勾配天井に沿って上っていって、開いたハイサイドライトから出ていきますよ」とのこと。
ふむふむ。でもそんなにうまくいくかなぁ。。
かの吉田兼好も「家の作りやうは夏をむねとすべし」と宣っています。
工務店Tの屋根はガルバリウムが標準です。金属屋根。。暑そうだな。。
奇をてらわず、冒険せず、フツーの家にしておけば間違いないんじゃないのぉ?と心の声がささやきます。。でもでも。。
結局、勾配天井+ハイサイドライト、採用しました y(^ー^)y
夏すごーく暑いかもしれません。失敗したなと思うかも。。でもせっかく建替えるんです。一生に一度のことです。
どうせなら素敵な家にしたい。個性ある特別な家にしたい。そういう思いが勝ちました。

リビングのハイサイドライト。左側がFIXで右側が開閉します。
その選択が正しかったかどうかは夏が来るまではわかりません。夏頃、結果報告しますね(^^)
っとこれでこの話題おしまいみたいな流れですが、実はまだ他にもLDKに冷房が効かないのではないかという心配要素があるのです(笑)。
次回、書きますね。
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これはその前の要望ヒアリングのときに私が「リビングが勾配天井でハイサイドライトが付いているのって素敵ですよね~」とポロっと言ったからではあるのですが、現実のこととして図面で上がってくると『素敵~(≧∇≦)キャー♪即採用!』とはいきませんでした。。
真っ先に思いついた心配事は「2階なのに屋根裏が無くて夏大丈夫か」。現在の家は夏、階段の最後3段を上るあたりから別世界のように暑いんです。もしサーモグラフィで見たら確実に色が変わっていると思います(笑)。日中はとても2階にはいられません。そんな状況を知っているのに2階LDKにしようなんてそもそも間違ってますかね。。
しかし工務店Tは断熱にとてもこだわりを持った会社なのです。実際、勾配天井ではありませんでしたが夏に見学した完成物件では、冷房のついていない2階にいても「まあ涼しくはないかな」程度の体感でした(外はうだる様に暑かったです)。
そして営業さん曰く「熱い空気が勾配天井に沿って上っていって、開いたハイサイドライトから出ていきますよ」とのこと。
ふむふむ。でもそんなにうまくいくかなぁ。。
かの吉田兼好も「家の作りやうは夏をむねとすべし」と宣っています。
工務店Tの屋根はガルバリウムが標準です。金属屋根。。暑そうだな。。
奇をてらわず、冒険せず、フツーの家にしておけば間違いないんじゃないのぉ?と心の声がささやきます。。でもでも。。
結局、勾配天井+ハイサイドライト、採用しました y(^ー^)y
夏すごーく暑いかもしれません。失敗したなと思うかも。。でもせっかく建替えるんです。一生に一度のことです。
どうせなら素敵な家にしたい。個性ある特別な家にしたい。そういう思いが勝ちました。

リビングのハイサイドライト。左側がFIXで右側が開閉します。
その選択が正しかったかどうかは夏が来るまではわかりません。夏頃、結果報告しますね(^^)
っとこれでこの話題おしまいみたいな流れですが、実はまだ他にもLDKに冷房が効かないのではないかという心配要素があるのです(笑)。
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間取り図の書き方
- 2014/01/14
- 14:23
家を建て替えると決めた日から毎日考えました、間取り ( *´艸`)
前回までの記事で書いた通り、2階にLDK・お風呂・洗面室・ウォークインクローゼット・トイレ、必然的に1階に夫婦の寝室・子供部屋(ウチは一人っ子です)・駐車場と決まっていたので、あとは配置をどうするかです。なるべく部屋が広くとれるように、無駄な廊下がないように、リビングが一番日当たりのいい場所に来るように、雨の日に運転者が駐車場から濡れずに家に入れるよう駐車場は向かって家の右側に来るように、などなど。パズルのピースをあっちへやったりこっちへやったりするような作業です。でも白い紙に思うままに描いても、つい盛り込みすぎて定規で測ってみたら建坪をオーバーしてしいたり。。そこで子供の余った方眼ノートを使うことにしました。
我が家の建坪は15坪。畳に直せばワンフロア30畳です。1cm方眼を畳半分と考えてワンフロア30×2=60マス使えるという計算です。壁の厚みは入れません(マスの線でOK)。階段は3.5~4マス必要です。
我が家の場合土地がほぼ正方形なので縦横各8マスとり8×8=64マス。4マスオーバーなのでここを一番日当たりの悪い場所へ持ってきて…、と試行錯誤の毎日でした。そして4マスオーバー部分を2階の張り出しバルコニーにして、ついに完璧な間取りが完成しました~(自分の中で) ヽ(´▽`)ノ

この間取りは最終決定案のものではありません
(補足)
このやり方のデメリットは、お願いする設計士さんがメーターモジュールを得意とされている方だと置き換えが難しいかもという点です。のちにお断りすることになったT建設会社さんはメーターモジュールを得意とされていて置き換えを試みられたのですが「うまくいかなかったのでこのまま尺モジュールでいきましょう」と苦笑いされていました。
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お手数ですがよろしくお願いします。
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我が家の建坪は15坪。畳に直せばワンフロア30畳です。1cm方眼を畳半分と考えてワンフロア30×2=60マス使えるという計算です。壁の厚みは入れません(マスの線でOK)。階段は3.5~4マス必要です。
我が家の場合土地がほぼ正方形なので縦横各8マスとり8×8=64マス。4マスオーバーなのでここを一番日当たりの悪い場所へ持ってきて…、と試行錯誤の毎日でした。そして4マスオーバー部分を2階の張り出しバルコニーにして、ついに完璧な間取りが完成しました~(自分の中で) ヽ(´▽`)ノ

この間取りは最終決定案のものではありません
(補足)
このやり方のデメリットは、お願いする設計士さんがメーターモジュールを得意とされている方だと置き換えが難しいかもという点です。のちにお断りすることになったT建設会社さんはメーターモジュールを得意とされていて置き換えを試みられたのですが「うまくいかなかったのでこのまま尺モジュールでいきましょう」と苦笑いされていました。
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2階LDKの家に年をとっても住めるか
- 2014/01/12
- 21:03
前回の記事で書いた通り、LDK・お風呂・洗面室・ウォークインクローゼット・トイレは同じフロアに持ってきたいと思っていました。さらに駐車スペースを最低1台分は確保する必要がありました。我が家の土地は約25坪。建蔽率が60%なので建築面積は最大でも15坪です。それでLDKを1階に持ってくるのはどう考えても無理な話です。
最近では日当たりを確保するために2階にLDKを持ってくるおうちもたくさんありますね。地価の高いところでは1階に駐車場とお風呂、2階LDK、3階個室というレイアウトは当たり前のようですし。
それでも2階LDKを決断するにはなかなか勇気がいりました(笑)。なぜなら私たち夫婦、夫はオーバーフィフティで私はオーバーフォーティなんです。老後がもうそこまで来ている感じで (^▽^;)
『2階LDK デメリット』で検索すると「買い物の荷物を持ってあがるのが大変」「外出がおっくうになる」などいろいろヒットします。やはり年をとってからが問題なんですね。
でも私は通いでですが舅を介護した経験があり(舅は2012年に鬼籍に入りました)、年をとって体力が衰えていくということがどういうことなのか少しわかったことがあります。
「年をとって車いす生活になっても料理ができるようにキッチンの幅を広くとる」なんていう想定がたまにありますが、実際にはそういうことはないだろうなと思います。年をとって体力が衰えていくとき、例えば「足だけ衰える」ということはないのです。体力も気力も「全体的に衰えていく」のです。つまり年をとって車いすを使わないといけなくなるほど体力が落ちたら料理をしたいなんていう気力はもう起こらないということです(あくまでも年をとっての話で病気やけがは当てはまらないかもしれません)。よって家の階段を上り下りできないほど体力が落ちたら家ではもう生活できないだろう、その時は二人で施設に入ろうと夫婦で結論付けました(苦笑)。もちろん最後の日まで家で暮らすのが望みですしそうできるよう体力づくりするつもりです。毎日の階段の上り下りがその手助けになりますように。
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『2階LDK デメリット』で検索すると「買い物の荷物を持ってあがるのが大変」「外出がおっくうになる」などいろいろヒットします。やはり年をとってからが問題なんですね。
でも私は通いでですが舅を介護した経験があり(舅は2012年に鬼籍に入りました)、年をとって体力が衰えていくということがどういうことなのか少しわかったことがあります。
「年をとって車いす生活になっても料理ができるようにキッチンの幅を広くとる」なんていう想定がたまにありますが、実際にはそういうことはないだろうなと思います。年をとって体力が衰えていくとき、例えば「足だけ衰える」ということはないのです。体力も気力も「全体的に衰えていく」のです。つまり年をとって車いすを使わないといけなくなるほど体力が落ちたら料理をしたいなんていう気力はもう起こらないということです(あくまでも年をとっての話で病気やけがは当てはまらないかもしれません)。よって家の階段を上り下りできないほど体力が落ちたら家ではもう生活できないだろう、その時は二人で施設に入ろうと夫婦で結論付けました(苦笑)。もちろん最後の日まで家で暮らすのが望みですしそうできるよう体力づくりするつもりです。毎日の階段の上り下りがその手助けになりますように。
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